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手紙の書き方の流れ

手紙の書き方の流れと例文

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ビジネスでの公的な手紙(封書)の書き方、プライベートで個人同士の手紙の書き方、縦書きと横書きの書き方など、手紙の用途・目的などによって違います。

 

年賀状や暑中見舞いなどの季節の挨拶状は一般にハガキを用いますが、目上の人に宛てた手紙や、改まった用向きの手紙など、重要な手紙には「封書」を用います。

 

まずは、全ての手紙の基本となる封書の書き方の流れを押さえておきましょう。

 

このページ『手紙の書き方の流れと例文』では、手紙(封書)の書き方の基本的な流れと、ビジネスやプライベートでの縦書きや横書きの手紙の書き方の例文・文例などをご紹介しています。

手紙の『縦書き』の書き方 レイアウト見本

 

手紙(封書)の縦書きの書き方

レイアウト見本・例文・文例

 

手紙の縦書きレイアウト見本

手紙の『横書き』の書き方 レイアウト見本

 

手紙(封書)の横書きの書き方

レイアウト 見本・例文・文例

〇〇〇〇様

 

拝啓 陽春の候、皆々様にはますますご清栄の御事とお喜び申し上げます。小生の方もいたって壮健、無事消光いたしておりますので、他事ながらご放心ください。

 さて、ご令息太郎君もいよいよ四月から学校ですね。ついこの間お誕生だと思っておりましたのに、お二人のお喜びのご様子が目に浮かぶようです。ほんとうにおめでとうございます。

 スポーツ少年団の野球部門で体を鍛えておられるとか、文字どおり文武両道の新一年生の誕生というわけですね。これからこそが、ほんとうのお楽しみということでしょう。

 つきましては、何かお祝いの品をといろいろ考えてみましたが、何もかもお揃いのお宅様のことと存じますので、まことに僅少で恐縮なのですが、図書券を同封させていただきました。これならお役に立てて頂けるものと存じます。

 末筆ながら奥様にもよろしく、まずは取り急ぎお祝いまで。

敬具    

  〇月〇日

山田次郎

 

 二伸 さっそうとランドセルを肩にした太郎君の お姿を拝見に、近々、お邪魔させていただきます。

 

手紙の書き方の流れ

 

ビジネスやプライベートでの基本的な手紙の書き方の流れ

 

  1. 前文

  2. 主文(本文)

  3. 末文

  4. 後付

  5. 副文(副文は必要に応じて)

 

 

特に、目上の人に宛てた手紙や改まった書き方の流れが手紙の構成の基本となります。

 

主に個人の間でやりとりする “横書きの手紙では、最初に「宛名」” を書き、それ以外は通常の縦書きの手紙の場合と同じになります。

 

目上の方宛てや改まった手紙なら、縦書きがベター。

 

また、「主文」で書きもらしたり、文脈にそぐわない事項がある場合は、「追伸」、「二伸」、「別記」 と記して、末尾に書き添えるのが一般的です。

 

「追伸」は、“補助的なメモ”とします。

追伸は、本文より2〜3文字下げて、やや小さめの字で書くようにします。
(公的な手紙など、格調を重んじる手紙には追伸を書かないのが普通です)

「前文」の書き方と例文

前文
手紙の最初の挨拶の部分。
起首(頭語)、時候のあいさつ、安否のあいさつ。
公的な手紙では、最初に「拝啓」などの頭語を記します。

 

 

前文の例文

 

拝啓 陽春の候、皆々様にはますますご清栄の御事とお喜び申し上げます。小生の方もいたって壮健、無事消光いたしておりますので、他事ながらご放心ください。

 

 

【起首(頭語)】
起首は頭語・冒頭後・起筆などとも呼び、「拝啓」、「前略」、「拝復」(返信)など。 
(プライベートの場面では省略する場合もあります)
参考ページ:手紙の起首(頭語)と結語のルール

 

【時候の挨拶】
「時下」、「陽春の候」など。  
参考ページ:時候の挨拶用語と季語

 

【安否の挨拶】
<先方>
皆々様には、・・・・
ご尊家ご一同様には、・・・・ 
<自分>
小生のほうも、・・・・
私どもでも、・・・・ 

 

これに、無沙汰のお詫び、感謝の言葉などを加える事もある。気候と健康、お礼の言葉のすべてを前文に書く必要はなく、その時々に応じて省略しても良い。

「主文(本文)」の書き方と例文

主文(本文)
手紙の内容の部分。

 

 

主文(本文)の例文

 

 さて、ご令息太郎君もいよいよ四月から学校ですね。ついこの間お誕生だと思っておりましたのに、お二人のお喜びのご様子が目に浮かぶようです。ほんとうにおめでとうございます。
 スポーツ少年団の野球部門で体を鍛えておられるとか、文字どおり文武両道の新一年生の誕生というわけですね。これからこそが、ほんとうのお楽しみということでしょう。
 つきましては、何かお祝いの品をといろいろ考えてみましたが、何もかもお揃いのお宅様のことと存じますので、まことに僅少で恐縮なのですが、図書券を同封させていただきました。これならお役に立てて頂けるものと存じます。

(定型外)

 


【起こしことば】

「さて」、「ついては」等の言葉ではじめる。

 

主文はまず、「さて」という接続詞を用いる。

 

主文の中で話を転換するするときには、「つきましては」という接続語を使う。

 

「さて」と「つきましては」という2つの接続語を活用すると、主文を要領よく簡潔にまとめる事ができる。

「末文」の書き方と例文

末文
手紙の結びの挨拶をする部分。
結びのあいさつと結語で構成。

 

 

末文の例文

 

末筆ながら奥様にもよろしく、まずは取り急ぎお祝いまで

敬具   

 

 

【結びの挨拶】
「取り急ぎお祝いまで」など、手紙の内容によって使い分ける。
場合によっては、「ご自愛尊専一に」など、先方の健康を祈る言葉もくわえる。
相手の健康や繁栄、活躍などを祈る言葉を述べる。
参考ページ:手紙の結び

 

【結語】
最後は「敬具」などの結語で締めくくる。
頭語と結語は一対になるものを用いる。
参考ページ:手紙の起首(頭語)と結語のルール

「後付」の書き方と一般的な例

後付
発信日と差出人名、宛名を記す部分。
「いつ、だれから、だれへ」を示す部分。
日付、署名、先方の宛名、敬称、脇付で構成。

 

 

一般的な後付けの例

 

    〇月〇日

山田 次郎   

 〇〇〇〇

 

 

 【日付】
行頭より二字分下げた位置。
年号を入れるときは、行頭に揃える。

 

【署名】
姓名を正しく書く。
本文よりやや大きめに。

 

【宛名】
署名よりやや大きめに、正確に書く。

 

【敬称】
「様」が最も一般的。

 

【脇付】
「机下」、「侍史」、「御許に」など。
脇付 = 相手に敬意を表す語。

以前は、宛名に脇付≠書き添える習慣がありましたが、今ではほとんど目にしませんので、ここでは省略しています。また、敬称に「御中/各位」を使ったときや、ビジネス文書、ハガキ、弔慰状などでは使用しません。

「副文」の書き方と例文

副文
必要に応じて、後付の次に入れる事がある。
 「追伸」、「二伸」、「別記」などと書き、小さめな文字とする。 

 

 

副文の例文

 

二伸 さっそうとランドセルを肩にした太郎君の お姿を拝見に、近々、お邪魔させていただきます。

(定型外)

 

 

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