季節を問わない手紙の書き出しの挨拶、書き出しの言葉、前文の書き方と例文、文例。
ビジネスやプライベートで使える1月の手紙の書き出し文、1月の手紙の前文(書き出し文句)の書き方と例文、文例集です。
このページは、年賀状以外の手紙の書き出し例文です。
年賀状はこちら ⇒ 年賀状の書き方・例文
手紙の書き出し文は、下画像の「前文」の部分です。
この「前文」に続けて、日ごろのお礼文などを添えたりする場合もあります。
(下記 「1月の手紙の書き出し例文」 参照)
また、はがきの場合、文面に余裕がなければ「後付け」にあたる日付や名前は省略します。
参考ページ:手紙の書き方の流れと例文
例文・文例ー1(ビジネス)
拝啓 厳寒の候、貴社ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。
平素は格段のご厚情を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、・・・・・。(主文・本文・用件)
つきましては、・・・・・。(主文・本文・用件)
本年もご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
例文・文例ー2
拝啓 年が改まり、厳しい寒さの中にもすがすがしさが感じられる日々ですが、 お健やかにお過ごしのことと存じます。
(日ごろのお礼など)・・・・・。
私共もおかげさまで変わりなく元気で過ごしておりますので、なにとぞご休心ください。
(主文・本文・用件)・・・・・。
年始ご多忙のおりではございますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
敬具
※ 段落ごとに一文字下げる書き方をする場合でも、頭語(拝啓など)は行頭から書きます。
参考ページ :手紙の起首(頭語)と結語のルール
手紙の書き出しで使われる時候の挨拶用語の「候」と同じような使い方で 『みぎり』 という言葉を使う場合もありますが、「新春の候」と「新春のみぎり」は全く同じ意味です。
ただ、『みぎり』は女性がよく用いてきた言葉という違いだけです。
「候」と『みぎり』のどちらを使ってもほとんど問題にはなりませんが、ビジネス文書の場合は『みぎり』は女性言葉であるということを覚えておくといいと思います。
また、「候」の読み方ですが、基本的には「こう」と読みます。
新春の候は「しんしゅんのこう」と読みます。
時候の挨拶の「候」は「そうろう」ではなく「こう」と読みます。
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