のし(熨斗)の名前の書き方
のし紙・のし袋の表書きの下段の名前(氏名)の書き方、のしの連名の書き方、会社名・肩書きを入れるの場合の書き方など、熨斗の贈り主(送り主)の名前の書き方とレイアウト、サンプル、見本を【動画】を交えてご紹介しています。
のし紙の上段の表書きはコチラ ⇒ のし紙の書き方(熨斗紙)
贈り主の名前の書き方 見本
のし紙・のし袋の名前の書き方「個人」
「個人」の場合、名前の書き方は、のし紙・のし袋・金封ともに、水引の下段中央に、フルネームで表書きの名目より少し小さめにに書き入れます。
のし紙・のし袋の名前の書き方「夫婦」
「夫婦」の場合、名前の書き方は、のし紙・のし袋・金封ともに、夫の氏名のみ書く場合が多いですが、夫婦連名にする場合は、夫の名前をフルネームで書き、その左側に夫の名の位置にそろえて妻の名前を書く(妻は名だけ)。
のし紙・のし袋の名前の書き方「連名」
のし紙・のし袋・金封ともに、 「有志、仲間、友達、同僚など数名」の連名にする場合、目上の人の名前を年長順(役職順)に右から左に書きます。
(連名は3名までが一般的です)
のし紙・のし袋の名前の書き方「多人数」
のし紙・のし袋・金封ともに、多人数で贈り物をする場合、代表者一名の名前を中央に書き、その左側に少し小さく「外一同(他一同)」と書き入れ、包みの中に年長順(役職順)に右から書き入れた紙を添えます。
多人数の連名は、別紙に全員分の住所と名前を、右から順に地位や年齢が高い順に書きます。
別紙での連名 見本
- 金封・祝儀袋 の場合の多人数の連名は「中包み(中袋)」に書きます。
のし紙・のし袋の名前の書き方「会社や部署名」
のし紙・のし袋・金封ともに、会社や部署名で出す場合は「〇〇会社 社員一同」「〇〇会社 〇〇課一同」とします。
のし紙・のし袋の名前の書き方「会社名・肩書き」
のし紙・のし袋・金封ともに、会社名・肩書きを書く場合には、名前の右側に小さめに書きます。
のし紙の名前の書き方「内祝い」 見本
「結婚披露宴の引き菓子」の場合
のし紙の名前は、結婚後の新姓(名字)を書き入れます。
表書きは「内祝」または「寿」。
水引は「結びきり」。
または、右側に「新郎のフルネーム」、左側に「新婦の名前」を書き入れます。
「出産 内祝い」の場合
のし紙の名前は、お披露目の意味もかねて赤ちゃんの名前を書き、ふりがな をふっておく。
「長寿 内祝い」の場合
名前の書き方は「姓(名字)のみ」「下の名前のみ」または「姓名(フルネーム)」。
表書きは「寿」、「内祝」または、年齢に応じた名称で「還暦内祝」、「喜寿内祝」などとする。
表書きを「寿」または「内祝」にした場合は、名前の右肩あたりに年齢を書きます。
長寿の呼称を書いても良いですし、七十歳、七十七歳、八十歳などと年齢を書いても良いでしょう。
【長寿の呼び方】
- 還暦(60歳)かんれき
- 古希(70歳)こき
- 喜寿(77歳)きじゅ
- 米寿(88歳)べいじゅ
- 卒寿(90歳)そつじゅ
- 白寿(99歳)はくじゅ
- 百寿(100歳)ももじゅ
御祝儀袋「御祝」の書き方【動画】
【筆ペン書道】御祝儀袋「御祝」の書き方(楷書&行書)
(YouTube動画)