季節を問わない結びの言葉(挨拶)手紙の結びの基本となる「季節に関係なくビジネスやプライベートでオールシーズン使える手紙の結びの言葉、結びの挨拶」の書き方と例文をご紹介しています。スポンサーリンク(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});手紙の「結びの言葉・結びの挨拶」の基本このページでご紹介している「オールシーズン使える結びの挨拶」の決まり文句の例文は、手紙の結びの挨拶・結びの言葉の書き方の基本といってもいいでしょう。結びの挨拶(結びの言葉)とは、手紙の主文(本文)が終わった後、改めて終りのご挨拶をすることです。さらに、結語とで「文末」を構成します。主文(本文)の内容や送る相手によって、幾通りかの言葉を使い分け、簡潔に書き添えるのが基本です。手紙の結びの挨拶文は、下画像の「末文」の部分です。※ はがきの場合、文面に余裕がなければ、手紙の「後付け」にあたる日付や名前は省略します。参考ページ:手紙の書き方の流れと例文オールシーズン使える手紙の結びの言葉・結びの挨拶・例文・文例普通の結び(ビジネス・プライベート共通)(結びの言葉は、年賀状とか、暑中見舞い、弔慰状にはつけなくてもよい)まずは右まで。まずは要用のみ。上の二つは、どんな用件にも共通で使えます。まずはお知らせまで。「お知らせ」の部分を手紙の内容に合わせて差し替えれば共通に使えます。「お願い」、「お頼み」、「お詫び」、「ご案内」、「お祝い」、「お見舞い」、「お悔やみ」など。右ご報告申し上げます。「ご報告」の部分を手紙の内容に合わせて差し替えれば共通に使えます。「ご通知」、「ご連絡」、「ご依頼」、「ご紹介」、「ご照会」など。右略儀ながら書中をもってお返事申し上げます。「お返事」の部分を手紙の内容に合わせて差し替えれば共通に使えます。「御礼」、「ご依頼」、「おたずね」など。取り急ぎ近況お知らせ致します。この段お知らせかたがたお願いまで。取り急ぎ要用のみ申し述べました。右お返事まで略儀ながら書中でごあいさつ申し上げます。失礼をも省みず書中御詫び仕ります。ご清諾(ごせいだく)賜れば幸甚(こうじん)の至りに存じます。これにて擱筆(かくひつ)いたします。相手の自愛を祈る結びどうぞお大事に。ご活躍を祈ります。ご多幸を祈ります。切にご自愛を祈りあげます。気候不順の折り、ますますご自愛くださいますよう念じあげます。天候不順のみぎり、どうかお体を大切になさってください。時節柄、ご健康には一段とご留意のほどを。時節柄、一層のご自愛をほどをお祈りいたします。末筆ながら、ますますのご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。末筆ながら切にご自愛のほど願いあげます。○○様のご健康をお祈りしつつ、お礼(お知らせ・お願い)申しあげます。乱筆乱文を詫びる結び(改まった手紙や目上の人あての謙遜した結びの言葉)乱筆お許しください。乱筆乱文ご容赦。乱筆乱文よろしくご判読願いあげます。乱筆いくえにもお詫び申し上げます。事情ご推察のうえ、乱文ご海容ください。拙筆のうえ急ぎ書きあげましたため、委曲を尽くし得ず、失礼の段ひらにご容赦ください。心せくままの乱筆、なにとぞお許しの程を。意中おくみとり願わしう存じます。迷惑をかけることを詫びる結びまことに身勝手なことのみ申し述べましたこと、なにとぞお許しください。失礼をもかえりみませず、貴重なお時間を拝借いたしましたこと、心からお詫び申しあげます。いろいろ勝手なお願いばかり申しあげ、ご迷惑をお掛け致しましたこと、心からお詫び申しあげます。以上、無理を承知の申し状、さぞご迷惑のこととは存じますが、ご寛容ください。せっかくの仰せ越しに添えませず、心苦しく存じますが、どうかお許しください。せっかくのご厚情を無に致し、申し訳ございませんが、事情ご推察くださるよう願いあげます。返信を求める結びお手数ながらお返事をお願いいたします。ご迷惑とは存じますが、ぜひともお返事を賜りたく願いあげます。失礼とは存じますが、返信用の封筒を同封いたしおきました故、お返事のほど願いあげます。ご面倒ながら、○日必着にて出欠ご一報ください。お返事お待ち申しあげております。折り返しお返事のほどをお待ち申しあげております。なにぶんのお返事願いあげます。ご多用のところ誠に恐縮に存じますが、ご回答賜りたく、ひとえに願いあげます。恐縮ながら折り返しご内意を承りたく、よろしくお願い申しあげます。当方の都合もあります故、至急ご返信願いあげます。なにぶんのご沙汰をお待ち申しあげております。貴意を得たく愚札を呈上いたした次第でございます。お返事を賜らば幸いに存じます。返信にかえて後日の約束をする結びまことに勝手ではございますが、近日中にお邪魔致しご内意を伺いたく存じますので、その節にはよろしくお願い申しあげます。なお、お返事につきましては、両三日のうちにお電話差しあげたく存じますので、なにぶんのご配慮をお願い申しあげます。ご多忙の中、ご迷惑とは存じますが、ぜひ一度拙宅までお立ち寄りいただければと存じます。次の音信、面会を期す結びなお、詳細は改めてご連絡申しあげます。詳細は次便に譲らせて頂きます。詳細は後便にて申しあげます。なお、詳細につきましては、近日中に次便をもって重ねて申しあげます。伝言を頼む結びどうぞご主人様へよろしく願いあげます。末筆で恐れ入りますが、皆様によろしくご披露の程願いあげます。この趣、皆様にご伝言ください。はばかりながら皆々様にもよろしくご伝声のほどを願いあげます。伝言を取り継ぐ結び父からもよろしく申しあげますよう、もうしつかりました。父からもくれぐれもよろしくとのことばでございます。姉からもよろしくとの伝言でございます。今後の事を頼む結びなにぶん今後ともよろしくご教導賜りたく存じます。今後ともご高配を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申しあげます。今後とも倍旧のご愛顧のほど、ひとえにお願い申しあげます。なにとぞ、末長くご支援のほどを願いあげます。なお、今後ともよろしくご指導のほど願いあげます。結語(留め書き)結語は「留め書き」とも呼ばれ、手紙文の末尾に添える慣用語の事です。ただし、年賀状や暑中見舞い、死亡通知などにはつけない。【結語(留め書き)の使い方】起首(頭語)と対応して用いるようになっています。 (起首(頭語) ⇒ 起首に対応した結語)「拝啓」 ⇒ 「敬具」、「敬白」(一般的な手紙)「前略」 ⇒ 「草々」(前文省略の場合)「謹啓」 ⇒ 「謹言」、「謹白」、「謹上頓首」(丁寧な手紙)「粛啓」 ⇒ 「頓首」、「再拝」、「頓首再拝」、「九拝」(敬意を表す手紙)「恭啓」 ⇒ 「頓首」、「再拝」、「頓首再拝」、「九拝」(敬意を表す手紙)「急啓」 ⇒ 「草々」(急用の場合)「拝復」 ⇒ 「草々」、「敬具」(返事の場合)「再啓」 ⇒ 「草々」、「敬具」(再信の場合)「冠省」 ⇒ 「不一」、「不尽」、「不乙」、「不悉」、「不備」(十分に意を尽くせなかった場合、言葉づかいの足りなさを詫びる場合)※ ただし、上記組み合わせ以外の使用例もあります。例えば、「急啓」⇒「不尽」や、起首(頭語)を書かずに結語のみ使用する場合などがあります。参考ページ :手紙の起首(頭語)と結語のルール女性用の結語起首(頭語) ⇒ 結語「拝啓」 「謹啓」 ⇒ 「かしこ」「謹んで申しあげます」 「前文失礼いたします」 ⇒ 「かしこ」 「あらあらかしこ」女性が書く丁寧な手紙に用いられる「かしこ」は、起首(頭語)を書かない場合でも使われています。また、「かしこ」は相手への敬意を表す言葉ということもあり、一般的に女性が目上の方に対して使われることが多いようです。お祝い事には、「めでたくかしこ」が用いられる事があります。返信用の結語「拝答」、「啓答」うやまってお答えするという意味で、より丁寧な場合は、「貴酬」、「謹酬」を用いる事があります。また、返信する手紙の結語の「拝答」、「啓答」や「貴酬」、「謹酬」などに対応した起首(頭語)は、「拝復(はいふく)」や「復啓(ふくけい)」、「謹復(きんぷく)」などを用います。「拝復(はいふく)」、「復啓(ふくけい)」 ⇒ 「敬具」、「拝答」、「啓答」「謹復(きんぷく)」 ⇒ 「敬具」、「貴酬」、「謹酬」※ オールシーズン使える手紙の結びの言葉の参考ページ季節を問わない手紙の書き出し